男性の体臭対策

男性の体臭対策完全ガイド【加齢臭・ワキガ・足臭】

更新日: 2025年1月

体臭は誰にでもあるものですが、自分では気づきにくいのが厄介なところ。周囲に不快感を与えてしまう前に、適切なケアで体臭をコントロールしましょう。加齢臭、ワキガ、足の臭いなど、部位別・原因別の対策とデオドラント製品選びで、清潔感のある印象を保てます。

体臭の種類と原因

体臭にはいくつかの種類があり、それぞれ原因が異なります。まずは自分の体臭がどのタイプに当てはまるかを理解しましょう。

加齢臭(ノネナール臭)

40代〜

40代以降に増加する体臭で、「古い油」「枯れ草」のような独特の臭いが特徴。皮脂に含まれる脂肪酸が酸化して「ノネナール」という物質が発生することが原因です。

発生部位:耳の後ろ、首筋、胸、背中、頭皮

臭いの特徴:古い油、ロウソク、枯れ草のような臭い

ミドル脂臭(ジアセチル臭)

30〜40代

30〜40代の男性に多い体臭で、「使い古した油」「納豆」のような臭い。汗に含まれる乳酸が皮膚の常在菌に分解されて「ジアセチル」が発生することが原因です。加齢臭より強烈で拡散しやすい特徴があります。

発生部位:後頭部、頭頂部、首の後ろ

臭いの特徴:使い古した油、発酵臭

ワキガ(腋臭症)

遺伝性

アポクリン汗腺から分泌される汗が皮膚の常在菌に分解されて発生する臭い。遺伝的要因が大きく、日本人の約10〜15%がワキガ体質とされています。

発生部位:脇、陰部、乳輪周り

臭いの特徴:スパイシー、硫黄、玉ねぎのような臭い

足の臭い(イソ吉草酸)

足の裏は汗腺が多く、靴の中で蒸れやすい環境。汗と角質が雑菌に分解されて「イソ吉草酸」という物質が発生し、独特の酸っぱい臭いを放ちます。

発生部位:足の裏、指の間

臭いの特徴:酸っぱい、チーズ、納豆のような臭い

口臭

口腔内の細菌が食べかすや舌苔を分解して発生する臭い。歯周病、虫歯、胃腸の不調も原因になります。

発生部位:口腔内

臭いの特徴:卵の腐った臭い、生ゴミのような臭い

体臭セルフチェック方法

自分の体臭は鼻が慣れてしまい、気づきにくいもの。以下の方法でセルフチェックしてみましょう。

ワキガチェック

  • • 耳垢が湿っている(飴耳)
  • • 白いTシャツの脇が黄ばむ
  • • 親がワキガ体質
  • • 脇毛が濃い
  • • 汗をかきやすい

※3つ以上当てはまるとワキガの可能性あり

体臭チェック方法

  • • 1日着たTシャツをビニール袋に入れ、翌朝嗅ぐ
  • • 枕カバーの臭いをチェック
  • • 耳の後ろを指で擦って臭いを確認
  • • 汗をかいた後、タオルで拭いて臭いを確認
  • • 信頼できる家族や友人に聞く

基本的な体臭対策

体臭対策の基本は「清潔を保つこと」と「雑菌の繁殖を防ぐこと」。毎日実践すべき基本ケアを紹介します。

1

毎日入浴する

シャワーだけでなく、湯船に浸かることで毛穴が開き、汚れが落ちやすくなります。汗をかいたらその日のうちに入浴しましょう。

2

体臭対策ボディソープを使う

柿渋、炭、茶カテキンなどの消臭成分が配合されたボディソープを使用。臭いの発生源となる皮脂汚れをしっかり落とします。

3

朝にデオドラントを使う

清潔な肌にデオドラントを塗ることで効果が持続。汗をかく前の朝の使用が最も効果的です。

4

こまめに汗を拭く

汗をかいたら放置せず、濡れタオルやボディシートで拭き取ります。乾いたタオルよりも濡れタオルの方が臭い成分を除去できます。

5

通気性の良い服を着る

綿、麻、吸湿速乾素材など、通気性の良い服を選びましょう。ポリエステル100%は蒸れやすく臭いがこもります。

6

下着を毎日替える

当たり前ですが、下着やシャツは毎日交換。汗をかく季節は午後に替えのシャツを用意しておくと安心です。

加齢臭の原因と対策

加齢臭のメカニズム

40代以降、皮脂に含まれる「パルミトレイン酸」という脂肪酸が増加します。これが酸化・分解されて「ノネナール」という物質が発生し、独特の加齢臭となります。

パルミトレイン酸 酸化・分解 ノネナール(加齢臭)

加齢臭の効果的な対策

入浴時のケア

  • • 柿渋石鹸でノネナールを分解
  • • 耳の後ろ、首筋を重点的に洗う
  • • 背中はボディブラシでしっかり洗う
  • • 頭皮も専用シャンプーでケア
  • • 湯船に浸かって毛穴を開く

生活習慣の改善

  • • 脂っこい食事を控える
  • • 抗酸化食品を積極的に摂る
  • • 適度な運動で代謝アップ
  • • ストレスを溜めない
  • • 禁煙・節酒

ワキガの原因と対策

ワキガのメカニズム

ワキガは「アポクリン汗腺」から分泌される汗が原因です。アポクリン汗にはタンパク質や脂質が含まれており、これが皮膚の常在菌に分解されることで独特の臭いが発生します。

アポクリン汗腺の数は遺伝で決まり、日本人の約10〜15%がワキガ体質とされています。両親のどちらかがワキガの場合、子供がワキガになる確率は50〜75%です。

ワキガの対策レベル

軽度:セルフケアで対応可能

  • • 朝、清潔な脇にデオドラントクリームを塗る
  • • こまめに汗を拭く
  • • 制汗剤とデオドラントを併用
  • • 通気性の良いシャツを着る
  • • 脇毛を短くカットまたは脱毛

中度:医療用デオドラント

  • • 塩化アルミニウム配合の制汗剤を使用
  • • 皮膚科で処方されるデオドラント
  • • 夜寝る前に塗って翌日効果を発揮
  • • 週2〜3回の使用で効果を維持

重度:医療機関での治療

  • • ボトックス注射(汗腺の活動を抑制)
  • • ミラドライ(マイクロ波で汗腺を破壊)
  • • 剪除法(汗腺を直接除去)
  • • 保険適用の治療もあり

足の臭いのメカニズム

足の裏には約25万個の汗腺があり、1日にコップ1杯分の汗をかきます。靴の中は高温多湿になりやすく、雑菌が繁殖しやすい環境。汗と古い角質が雑菌に分解されて「イソ吉草酸」が発生し、酸っぱい臭いを放ちます。

足の臭い対策

足のケア

  • • 毎日足を丁寧に洗う(指の間も)
  • • 角質ケアで古い皮を除去
  • • 入浴後は足をしっかり乾燥
  • • 足専用のデオドラントを使用
  • • 爪は短く切る

靴・靴下のケア

  • • 靴は2〜3足をローテーション
  • • 帰宅後は靴を乾燥させる
  • • 靴の中に消臭スプレー
  • • 中敷きを定期的に交換
  • • 靴下は吸湿性の高い素材を選ぶ

デオドラント製品の選び方

デオドラント製品にはさまざまなタイプがあります。自分の体臭レベルや使用シーンに合わせて選びましょう。

タイプ別比較表

タイプ 効果 持続時間 特徴
スプレー ★★☆☆☆ 3〜4時間 手軽、広範囲、さわやか
ロールオン ★★★☆☆ 6〜8時間 密着度高い、経済的
スティック ★★★★☆ 8〜12時間 持ち運び便利、しっかり密着
クリーム ★★★★★ 24時間 最強、重度ワキガにも対応
シート ★★☆☆☆ 2〜3時間 汗も拭ける、外出先で便利

ポイント:制汗剤(汗を抑える)とデオドラント(臭いを抑える)は別物。ワキガには両方の機能を持つ製品を選ぶと効果的です。

おすすめデオドラント製品8選

効果が高いと評判のデオドラント製品を厳選しました。

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デオナチュレ 男ソフトストーンW

990円

ドラッグストアで手軽に買える定番デオドラント。焼きミョウバン配合で汗と臭いをダブルブロック。スティックタイプで塗りやすく、白残りしにくいのが特徴。

  • 焼きミョウバン配合
  • スティックタイプ
  • 無香料
  • 白残りしにくい

メリット

  • +コスパ最強
  • +どこでも買える
  • +効果を実感しやすい
  • +持ち運びに便利

デメリット

  • -重度のワキガには効果不足
  • -夏場は塗り直しが必要
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クリアネオ クリーム

5,980円

ワキガ・体臭対策に特化したクリームタイプ。有効成分「パラフェノールスルホン酸亜鉛」と「イソプロピルメチルフェノール」配合で、汗と雑菌をダブルケア。朝1回で24時間効果が持続。

  • 医薬部外品
  • 無添加処方
  • 24時間持続
  • 敏感肌対応

メリット

  • +効果が長時間持続
  • +肌に優しい
  • +ワキガにも効果的
  • +全身に使える

デメリット

  • -価格が高い
  • -クリームを塗る手間
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デオコ 薬用デオドラント スティック

1,100円

加齢臭対策に特化したデオドラント。ロート製薬の研究で発見した「ラクトン」が加齢で減少することに着目し、若い女性の香りを再現。加齢臭を中和する効果があります。

  • 加齢臭対策
  • ラクトン配合
  • スティックタイプ
  • スウィートフローラルの香り

メリット

  • +加齢臭に効果的
  • +良い香りがする
  • +塗りやすい
  • +手頃な価格

デメリット

  • -香りが苦手な人も
  • -女性向けの印象
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ギャツビー プレミアム デオドラント スプレー

650円

殺菌成分と制汗成分を高配合したメンズ向けスプレー。汗を抑えながら臭いの原因菌を殺菌。クールタイプは使用後のひんやり感が夏に最適。

  • 殺菌成分配合
  • 制汗効果
  • クールタイプあり
  • 無香料タイプあり

メリット

  • +使いやすいスプレー
  • +清涼感がある
  • +コスパが良い
  • +広範囲に使える

デメリット

  • -効果の持続時間が短い
  • -近くでスプレーすると白くなる
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ドクターシーラボ デオドラントクリーム

3,520円

皮膚科学に基づいて開発されたデオドラントクリーム。ミョウバン、銀、緑茶エキスの3つの消臭成分で臭いを元からブロック。肌に優しい処方で敏感肌でも使えます。

  • トリプル消臭成分
  • 皮膚科学設計
  • 敏感肌対応
  • 医薬部外品

メリット

  • +肌に優しい
  • +効果が高い
  • +信頼のブランド
  • +脇以外にも使える

デメリット

  • -価格がやや高め
  • -量が少なめ
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NULL デオドラントジェル

2,499円

メンズ向けに開発されたジェルタイプのデオドラント。サラッとした塗り心地で白残りなし。36時間の消臭効果をうたう高性能タイプ。

  • ジェルタイプ
  • 36時間持続
  • 白残りなし
  • 無香料

メリット

  • +塗り心地が良い
  • +効果が長持ち
  • +白くならない
  • +メンズ専用設計

デメリット

  • -ジェルが乾くまで時間がかかる
  • -価格がやや高め
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グランズレメディ

3,960円

ニュージーランド発の足臭対策パウダー。靴の中に振りかけるだけで足の臭いを抑える。1回使うと効果が約6ヶ月持続するコスパの良さも魅力。

  • 足専用
  • パウダータイプ
  • 効果6ヶ月持続
  • 靴に振りかける

メリット

  • +高い消臭効果
  • +コスパ最強
  • +使い方が簡単
  • +どんな靴にも使える

デメリット

  • -白い粉が靴に残る
  • -即効性はない(数日で効果)
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デトランスα

4,800円

デンマーク製の医療用デオドラント。有効成分「塩化アルミニウム」を25%配合し、汗腺をブロック。週2〜3回の使用で効果を維持できます。

  • 塩化アルミニウム25%
  • 医療用レベル
  • 週2〜3回使用
  • 夜寝る前に使用

メリット

  • +効果が非常に高い
  • +重度のワキガに対応
  • +使用頻度が少なくて済む

デメリット

  • -肌がピリピリすることも
  • -価格が高い
  • -使い方にコツがいる
購入先:

食生活で体臭対策

食べたものは体臭に大きく影響します。体臭を悪化させる食品を控え、改善する食品を積極的に摂りましょう。

避けるべき食品

  • 肉類(特に赤身肉):動物性脂肪が体臭を強くする
  • 乳製品:分解されにくく臭いの原因に
  • にんにく、ニラ、玉ねぎ:硫黄化合物が体臭に
  • アルコール:分解時にアセトアルデヒドが発生
  • カフェイン:発汗を促進
  • 香辛料:発汗を促進し臭いが強くなる

おすすめの食品

  • 緑黄色野菜:抗酸化作用でノネナール抑制
  • 海藻類:体内の毒素を排出
  • 梅干し、レモン:クエン酸で酸化を防ぐ
  • ヨーグルト:腸内環境を改善
  • りんご:ポリフェノールで消臭
  • 緑茶:カテキンで臭いを抑制

生活習慣の改善

運動習慣

運動不足だと汗腺の機能が低下し、臭いの強いベタベタした汗をかきやすくなります。定期的な運動で「良い汗」をかく習慣をつけましょう。

  • • 週2〜3回の有酸素運動
  • • 半身浴で汗腺を鍛える
  • • サウナも効果的

ストレス管理

ストレスを感じると「アポクリン汗」が分泌され、体臭が強くなります。リラックスする時間を意識的に作りましょう。

  • • 十分な睡眠(7〜8時間)
  • • 趣味の時間を確保
  • • 深呼吸やストレッチ

禁煙・節酒

タバコのニコチンは発汗を促進し、アルコールは分解時に臭い成分を発生させます。

  • • 禁煙で体臭が改善
  • • 飲酒は週2日程度に
  • • 飲む日は水をたくさん飲む

水分補給

水分不足だと汗が濃くなり、臭いが強くなります。1日2リットルを目安に水を飲みましょう。

  • • こまめに水を飲む
  • • 朝起きたらコップ1杯
  • • 入浴前後にも水分補給

医療機関での治療

セルフケアで改善しない場合や、重度のワキガの場合は、医療機関での治療を検討しましょう。

ボトックス注射

ボツリヌストキシンを脇に注射し、汗腺の活動を抑制。効果は4〜6ヶ月持続。

料金:3〜10万円/回

ダウンタイム:ほぼなし

ミラドライ

マイクロ波で汗腺を破壊する治療。切らずに永久的な効果が得られる。

料金:30〜50万円

ダウンタイム:数日〜1週間

剪除法(保険適用)

脇を切開して汗腺を直接除去する手術。保険適用で治療できる場合も。

料金:保険適用で3〜5万円

ダウンタイム:1〜2週間

よくある質問

Q. 自分の体臭に気づく方法は?

1日着たTシャツをビニール袋に入れて翌朝嗅ぐ方法が効果的。また、信頼できる家族や友人に正直に聞くのも有効です。自分の鼻は自分の臭いに慣れてしまうため、客観的な意見が大切です。

Q. ワキガは完治する?

手術で汗腺を除去すれば、ほぼ完治します。ミラドライでも70〜80%の汗腺を破壊できます。ただし、デオドラントでのセルフケアは継続が必要です。

Q. デオドラントは毎日使っても大丈夫?

一般的なデオドラントは毎日使用しても問題ありません。ただし、塩化アルミニウム配合の強力なタイプは、週2〜3回程度にとどめ、肌荒れがないか確認しながら使いましょう。

Q. 加齢臭は何歳から始まる?

一般的には40代以降から加齢臭(ノネナール)が増加します。30〜40代は「ミドル脂臭」が発生しやすい時期です。早めの対策で臭いを抑えられます。

Q. 香水で体臭を隠せる?

香水は体臭を隠すものではなく、体臭と混ざって不快な臭いになることも。まずはデオドラントで臭いを抑えてから、軽く香水を使うのがベターです。

Q. 急に体臭が強くなったら?

急激な体臭の変化は、糖尿病、腎臓病、肝臓病などの病気のサインの可能性も。生活習慣を変えていないのに体臭が急に変わった場合は、医療機関を受診しましょう。

まとめ

体臭対策は、日々のケアの積み重ねが大切です。自分の体臭タイプを理解し、適切な対策を続けることで、臭いの悩みの改善が期待できます。

体臭対策まとめ

  • 清潔を保つ:毎日入浴し、体臭対策ボディソープを使う
  • デオドラントを使う:清潔な肌に朝使用が基本
  • 食生活を見直す:肉類・アルコールを控え、野菜を増やす
  • 適度な運動:良い汗をかいて汗腺を鍛える
  • ストレス管理:リラックスする時間を作る
  • 改善しない場合は医療機関へ:重度のワキガは手術も選択肢

体臭は周囲の人に指摘してもらいにくい問題ですが、それだけに早めの対策が重要です。まずは基本的なケアから始めて、自信を持って人と接することができるようにしましょう。